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｢そんなバカな……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ………ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……｣
トントンッ
『あのー…大丈夫ですか？』
はっ！
俺は一体何を？
なんかショックな出来事があった気がしたんだけど……。
『大丈夫ですか？』
｢あ、ああ。もう大丈夫だ。｣
『そうですか。では、今から魔力の放出の仕方をお教え致しますので、もう一度体の中にある魔力を探しあててくれませんか？』
｢わかった。じゃあやってみるよ｣
ふっ……さっきやったからもうあの感覚はもう覚えた。
楽勝だな！
そう考え、俺はまた集中を始めた。
今度は最初よりスムーズに魔力を見つける事に成功した。
『どうやら魔力をみつけたようですね。では、体をふたのある容器だと考えて、そのふたを少し緩めるようにし、中のものを外に出すイメージをしてください。』
｢わかった。｣
さて、ふたを緩めて中のものを外に出すイメージだったよな？
じゃあ、早速実践だ！
意気込んだ俺はイメージ通りに魔力を解放した。
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