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歩き続ける田村の目に、小さな病院の待合室が映った。 そこは、午前中の早い時間だというのに、老人たちでごった返していた。 どの顔も、さほど重篤な病人には見えなかった。老人たちは待合室の中で、和気あいあいと談笑し、夢中で話し込んでいるように見える。 こっちは…今の俺には、保険証すらない。病気になっても、あの中に入っていくことすらできないと言うのに。
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