序章

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「おっさっそく来たみたいやで」 大の喜んだ様な言葉に対し俺は黙って頷く 俺達が無言で待っている間に、バイクのエンジン音は徐々にうるさくなってくる そして俺達のすぐ横に2台の大型バイクが停車したかと思うと、そこから2人の男が降りてきた 「おう。久しぶりだなおめえら」 最初に声をかけてきた男は剛(ごう)だった 大と同じく体がかなり大きく、そのほとんどが恐らく筋肉だろう しかもその筋肉は俺達と一緒に過ごした高校時代より更に増している ボディービルダーにでもなるきか? 「せやな!!ほんま久しぶりやわあ!」 そう言い大と剛がおもむろに抱き合う ハハハ……きも(笑) 「うわっまぢで超久しぶりじゃね?」
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