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そう……僕・南村融輔は、勉強も運動もダメ、女の子にも相手にされない……
生まれてきてなんにもいいことなんてなかった
そんな落ちこぼれの僕は、大阪府内で1番偏差値が低い公立高校に通っている
この学校では、ヤンキーやギャル、ヲタク、オカマ、障害者の集まりだ
そんなこんなで一学期中間テストがやってきた
いつものようにヤバイ
(どうしよう…今回のテスト…10問以上解けたテストないよ~)
(高校でもまた落ちこぼれまっしぐらか…)
と、思っていた
しかし、廊下に貼りだされた学年トップ10の中に僕の名前があった。
「あ…あれ??なんでっ?」
と、きょどってたら、クラスのギャルが声をかけてきた
「南村く~ん!ちょっといいかなぁ?」
って言って僕の手を小さくてなめらかで白い手で握って、
「こっちきて!」
って言われた…
女の子の免疫がない僕は、かなり興奮した…
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