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「あー疲れた」
「そんな事言っても疲れはとれないぞ」
「わーってるよ。だけど疲れたもんはしゃーねーだろー」
ぐだっと机に伸びる俺。目の前には書類の山。山、山、山、山、山、や(ry
「なーなー会長さんや、これホントに終わるのかい?」
伸びながら、向かいの席に座っている少女に話しかけた。眼の錯覚だろうか?ものすごいスピードで書類が減ってるような気がする。
長い髪を後ろで纏めたポニーテールに作業効率をあげるための黒斑の眼鏡。少女──池沢美咲が俺の呼び掛けに対し顔を上げた。
「終わるに決まってるだろ。何事も気合いだ!!」
「気合いで片付いたらとっくに終わってるさ。て言うかコレ、誰のせいだっけ?」
ギクッ
そんな効果音が聴こえる。と言うか見える。
「確か誰かさんがまとめてやれば楽だって言ったからやったんじゃなかったっかな?」
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