儚くも咲くが命

私は、母方の祖父母と一緒に暮らすようになったキャベツが好きな子供だった梅干しが好きな子供だった質素なものが、何故か好きだった父から残されたのはミキちゃんと名付けられた人形だけ大事に大事にしていたけれど現在は手元にない母方の祖父は酒乱だった毎晩毎晩皿やらグラスやらが家の中を飛んでいた怒鳴り声とヒステリー毎晩賑やかで居心地が悪かった

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