生まれてから
2/5
読書設定
目次
前へ
/
20ページ
次へ
母は父方の祖父母と同居を始めた。 祖母は遊び人の母を酷く嫌い、その子供も私も嫌いで邪魔であったようだ。 生まれて間もない頃から、祖母に風呂桶に沈められた。 苦しい苦しい。 俺は生きてるんだ、当たり前なんだ。 苦しくて。 祖父か母が毎回気付いて止めてくれた。 それで一命は取り留めている。 祖父は優しい人だった。 何を描いても美佳は絵が旨いねと誉めた。 現にその時、俺は美佳ではなかったが。
/
20ページ
最初のコメントを投稿しよう!
50人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
41(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!