高校生活スタート

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「ねぇ鬼頭さん帰る方向ってどっち?」 「その前に私の事は美沙って呼んで下さい」 「わかったよ。美沙さん」 「ダメ」 「…美沙ちゃん」 「却下」 「…美沙」 「はい」 「んじゃ俺からもお願い。俺の事は秀哉って呼んで。あと敬語は禁止」 「あっうんわかった。秀哉 えへへ」 「んじゃ帰る道はどっち?」 「私はこっちだよ」 と言って美沙は右の方向をゆび指していた 「俺もこっちだから送るよ」 「やったーありがとう」 そんなに送ってもらえることが嬉しいのかな? そのあと俺達は色々な話をした。中学校の時の事や部活の事、まあ俺も美沙も部活に入る気はないらしい しばらくすると俺の家が見えてきてしまった 「なあ美沙あとどれくらいで着くの?」 「あと少しだよ」 「ん、わかった」 以外と近くなんだな 歩いていると美沙の足が止まった 「ここだよ」 「え……ウソだろ?」 俺の家と美沙の家は偶然にもお隣だった 「ねぇ秀哉の家はどこにあるの?」 「えーと……………隣です」 「…え」 さすがの美沙も驚いている 「いやだから隣」 「ウソー!」 叫びたいのは俺のほうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー
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