高校生活スタート

5/18
前へ
/164ページ
次へ
~美沙視点~ 3ヶ月前、私が駅前で買い物をしていると… 「君かわいいねぇ。俺達と遊びいたかない?」 なにこの人達。もしかしてナンパしてるの!? 「いえ、友達ときてるので」 「嘘だろ。俺達ずっと君のこと見てたけど一人だったじゃん」 そう言って一人の男に腕をつかまれた 「いや、離してください」 「人間のクズが!嫌がってるだろ 離してやれよ」 「えっ」 「てめぇ誰だよ」 「誰だっていいだろ!!こんなことばっかりしてっから彼女が出来ねぇーんだよ」 「さっきからうるせーんだよ!」 男の一人が彼に殴りかかったがかれはそれを避け、お腹を殴っていた 男はその場に倒れこんだ 「…すごぃ」 「こいつみたくなりたくないならとっとと消えろ!!」 「て、テメェー覚えてろよ!」 男達は走って逃げて行った 「ベタな捨て台詞だな~ あの大丈夫ですか?」 「えっ、あっはい大丈夫です」 「それなら良かった。んじゃ俺はこれで」 「…あ、あの何かお礼させて下さい」 「いやいいよ。大したことしてないし」 「…んじゃ…せめて名前だけでも教えてくれませんか?」 「神崎秀哉です。んじゃさよなら」 「あの……ありがとうございました」 このとき美沙は恋してしまった もちろんこの事は秀哉には言っていない
/164ページ

最初のコメントを投稿しよう!

406人が本棚に入れています
本棚に追加