♯001 Kasumi
3/34
読書設定
目次
前へ
/
695ページ
次へ
. 陽の沈みかけた夕刻のベランダで、背の高い見事な笹を見上げ、橋本香澄(はしもとかすみ)はこの季節の行事に胸をおどらせる。 肩まで届くアプリコットブラウンの髪が、夕陽の赤を受けて海面のように風にたなびく。 ―七夕― それは橋本家にとって、最も大切な年中行事の一つだ。 .
/
695ページ
最初のコメントを投稿しよう!
109人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10,717(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!