霊夢の無駄話<本当は…>

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しばらく歩いて行くと、ようやく魔理沙の家が見えた。 魔理沙の家の目の前まで来ると、 「やっぱり来たか!!!」 魔理沙の声が響き渡る。 「やっぱりって…私はあんたにこれを届けに来たの!」 霊夢は手に持って来た地図を見せた。 すると、魔理沙は「あ、それフェイク。私が作った偽物。」 あっさり言う。 「あんたね………!」 霊夢が怒鳴りそうになったとこを、魔理沙が大声で阻止する。 「霊夢!!お前に最後のチャンスをやる!!」 と言い、本物の地図をだす。 「チャンスって何よ。宝の事?」 「そうだ!!!」 「だから、別に良いっ…」「今なら間に合うぞ!!」 霊夢の言葉を遮るように叫ぶ。 そして、霊夢がハハンと笑い 「あんた、手伝ってほしいんでしょ」 魔理沙は慌てて「そんな事無いんだZE!?私は今なら山分けにしてやっても良いって話しをしてるだけで……」 最後の方が小さくてよく聞こえない。 霊夢が腕を組み言う。 「ま、あんたがどうしてもって言うんなら手伝ってあげても良いけど。」 魔理沙が顔を上げ言う。 「素直に手伝いたいって言えよ霊夢!!」 「なぜ、私!?」 霊夢は呆れて呟く 「はぁ、まぁいいわ」
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