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霊夢は今日も"おさい銭箱"をホコリ一つ残さずピカピカに磨いていた。
「ふぅ、にしても全く入って無いわね…」
霊夢は何時ものように呟いた。
「はぁ、何処かにおさい銭箱ぎっしりにお金を入れてくれる優しい方は居ないかしらね~」
「お~い!」
不意に声が聞こえてきた。
「何だ、魔理沙じゃないの…」
遠くから魔理沙が歩いて来る。
「何だとは何だ。私はお前の為に遊びに来てやってんだZE?」
不満げに魔理沙が言う。
「私の為って…あんた家でお茶飲んで、お菓子食べて帰って行くだけじゃないの…」
霊夢が叱るように言う。
「今回は違うんだよ!ふふん」
魔理沙が焦らすかのように言う。
「さっさと言いなさいよ」
「まぁまぁ、細かい話しは中でな~♪」
魔理沙は言いながら神社に入っていく。
「全く…」
霊夢は呆れたように呟き神社に入る。
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