(あ)ぁ仮面ライダー的な…え?ちがう?

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語り手:天使 目を覚ますと、私はベルトコンベヤーの上にいた 前には人 そして、まわりには鬼、また鬼 たくさんの鬼がいた テレビで見た工場で働くパートの熟練されたおばちゃんのように、鬼たちはすばやく、正確に、そして慣れた手つきで前の人たちになにかを装着していく 前の人たちは、当然のように手をあげて、なにかを背負った 私も背負う でも、なんの重みもなかった 次は、電気みたいな輪っかをのせられた ベルトコンベヤーの行き着く先には 「変なの」がいた
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