(く)いすぎとこってりには気を付けろ!

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語り手:変なの 「太郎さん何言って…」 …え? な…に? なんだよ…人をジロジロと 「変なの…光ってんで」 は? 「ほんとだ。ほら、そこですよ!」 え? ファイル? 俺はファイルを開いた ファイルには太郎さんのしか入っていない 他はさっき閻魔様に返しておいた 「あんな天使にまかせられん」と閻魔様が言ったのは内緒である 「太郎さん」 「はい?」 「後悔のことなんですけど…」 「はぁ」 「あのですね」 「……?」 「……?」 「変わってんですけど」 さっきのファイルの光は変更の証なんだろう 「へ?」 「変わったんですよ!なんで?後悔ってそんなすぐ変わるもんなの?!」 焦る俺 「何に変わったん?」 やけに落ち着いてやがる天使 「かして」 ファイルをとられた 「えっとぉ…」 天使ちゃんをたすけてあげたい 「あらぁ~…」 あらぁ~…じゃないですよ! 「おっしゃあ!」 おっしゃあ? 「私のついでに太郎さんのもできるやん!」 ほ・ん・ねー!!! お願いだから自重してー
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