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カービィは検察官から目を逸らし、デデデを見る。
すると、デデデも検察官をじろりと睨むように見ていた。
どうやら彼も、この女性に良い思いを抱いていないようだ。
そんなことを思っていると、パームが議事を着々と進めていた。
パームは一通り書面に書かれている内容の説明を終えると、
パーム
「ではここで、今回の作戦に協力して下さるカービィと、最高検察庁の次長検事・ソフィア氏より、自己紹介を頂きます」
と、言った。
パーム
「では、まずはカービィから」
パームにそう促され、カービィは席から立ち上がる。
カービィ
「カービィです!精一杯頑張るからよろしくお願いします!」
カービィが明るく自己紹介をした矢先、検察官・ソフィアは手を挙げ、カービィに食い下がった。
ソフィア
「カービィ、さんでしたっけ。精一杯頑張るから、というのは実に不適切な表現です。精一杯頑張りますので、が適切な言い方です」
いちいち細かい点を指摘するソフィアに、カービィはムッとした。
カービィ
「ソフィアさん。何もそこまで煩く言わなくても良いじゃん。学校のテストじゃないんだから」
ソフィア
「教育機関での定期試験等に関わらず、当然たることを私は述べたまでですが」
カービィとソフィアは、相互に睨み合う。
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