おとろし

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ある日のこと、おとろしは山の斜面で 倒れている少女を見つけた。 目を覚ました少女はぱちぱちと瞬きをして、 前にいるおとろしをじっと見つめた。 すぐに悲鳴をあげて逃げるだろうと 思っていた、少女はしかし首をかしげて言った。 そこに誰かいるの。
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