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渋滞に巻き込まれながら45分かけガソリンスタンドに着く。
これから11時間を過ごす見慣れた場所に嫌悪感を感じながら事務所へと入る。
『臣人さん、おはようございます!』
よく冷房がきいた冷たい空気と共に、信治の声が出迎える。
『あ~。おはよ。』
タバコに火を付けながらその日の予定を確認していると、横から信治が覗き込んでくる。
『今日も忙しくなりそうっすか?』
『知らねぇよ。』
予定の書いてある紙を信治に放り投げ、まだ7時だとゆうのに既に暑く、凶暴な陽射しの外へと出てゆく。
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