~プロローグ~

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かあちゃんが側にいない寂しさは大きかったが、貧乏ながら底抜けに明るいばあちゃんとの暮らしは毎日が楽しく、昭広はいつの間にか佐賀が大好きになっていた。 それは、ずっと広島のかあちゃんと暮らすのを夢見ていたのに、高校生になっても、佐賀にいてもいいと思うくらい楽しい日々だった。
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