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「…沙羅から聞いたぜぇ…どうやら…キスしたらしいな?」
思わずビクゥッ!!!?と体を跳ね上げてしまう。
さ…沙羅の馬鹿野郎!あの事を言いやがったな!?
「今日の朝、沙羅さんがやけに上機嫌だと思いまして質問してみましたら…上の空で答えてくれましたわ…ウフフフフフフフフフフ………」
杪が言った瞬間、後ろから鮮明な殺気が伝わる。
後ろを振り返ると…光が阿修羅に進化してました。
「…推理君?」
「はいぃ!?」
ヤバい、光がヤバい。
何かヤンデレな人が見せるような目になっています。
「…もしかして遅くなった理由って…沙羅ちゃんとデートしていたからなんですか?」
「まて光、背中に包丁突き立てるのはよせ。
それとどうして包丁なんて物騒なものを持っているのかな?」
「う~ん…何故か小さい頃から護身用として「いや駄目だろ!!」」
…もしかしたら羽鳥家は天然一族なのかもしれない…。
ってそんな事を考えている場合じゃない!
俺が逃げ出そうとすると、いつ相談したんだと言いたくなるくらいの連携の良さで俺は囲まれた。
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