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「ところで光、どうして俺の部屋に居るんだ?」
「ん~…なんだか推理君と居たくて…だからついみたいなものです」
「なんじゃそりゃ…まぁいいか」
俺はベットに座り背伸びをする。首を横に振るとポキポキと音がなった。
「でも俺はどこにも出掛ける予定はないぞ。
今日は兎に角、暇を享受したい」
「私も今日は出掛ける予定は有りませんよ。
兎に角、私もゆっくりします」
そう言うと光は再度俺のベットに横たわる。
その時に光の長い髪がフワァと広がり、天使の羽根を連想させた。
うわ…髪の匂いが…凄い良い…。
「ん~…しかしずっと横にしてるのも暇過ぎるなぁ…」
「…ですねぇ…」
光がふわぁ…と可愛く欠伸する。
…何しても可愛い奴…。
「何かゲーム出来れば良いんだが…」
「私は携帯ゲームは苦手ですし…」
「俺はボードゲームが駄目だからなぁ…」
「……………」
「……………」
…何このグダグタ転回…。
やる事が無いというのは、ある意味大変であるというのを改めて知った
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