1240人が本棚に入れています
本棚に追加
/162ページ
「う~ん、どうするか…」
「そうですねぇ…」
何か良いアイデアが無いと思っていると光が突然手を叩いた。
「あの、『お願いゲーム』ってのをしませんか?」
「はっ?」
…何だそりゃ…聞いた事無いぞ?
「光、それってどんな遊び?」
「私が小さい頃にやっていた遊びでしてね。
お互いに何かしてほしい事をお願いして相手にしてもらうんです」
「ほうほう」
「それで相手はお願いを実行して、それが出来なかったら、またお願いが思い付かなかったら負けになるんです」
「成る程ね…」
内容によってはシビアになりそうなゲームだなおい…。
…もしかしたらHな願いでも…ゲフンゲフンッ!駄目だ駄目だ!そういうのは男として駄目だ俺!!
「じゃあ先行は推理君からどうぞ」
っと、いきなりか…取り敢えず無難な願いからするか。
「じゃあ、冷蔵庫にバニラアイスがあるからそれ取ってきて」
「判りました」
そう言うと光は立ち上がりドアを開けて部屋から出る。
そして暫くすると光はアイスとスプーンを2つ持ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!