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「…凄いな…最高ですなぁ…」
「どういたしまして」
スゲェ気持ち良いな…アイドルってここまで出来なければならないのか?
だとしたらアイドルの登竜門ってのは地獄の試練なのかねぇ…いやはや恐ろしいや。
…まぁ気持ち良いが昼寝していたから眠くはならないな…疲れは無くなるからそろそろいいか。
「ありがとう。良かったよ」
俺は起き上がり再度ベットに座る。
「くすっ、気に入ってもらえたようで嬉しいです。
では…私のお願いは…」
そこまで言うと光の携帯が鳴る。
その着メロは光が歌っていた曲で、改めて光が元アイドルだって事を思い出される。
「ゴメンなさい推理君、少し待っててくださいね」
そう俺に断りを入れて光は電話に出る。
「はい羽鳥光です、どちら様でしょうか?」
知らない番号だったのか光が敬語で尋ねる。
『光さん、お久し振「消えろ小娘」』
そう言った瞬間、光は今までに見た事が無い程冷酷な表情で通話を強制終了させた。
そしてすぐに番号を非通知設定にして電源を切った。
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