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その後、すぐに朝食を済ませて、俺達は家から出た。
「行ってらっしゃい」
「「行ってきます」」
暫く歩くと後ろから誰かが近付く様な足音が聞こえた。
「よっ推━━━━━」
「はぁあああ!!!!」
肩に手を置かれたので、背負い投げの用量で投げ飛ばす。
「ガババァアアア!!!!?」
そして謎の人物は背中から思いっきり叩き付けられ死んだ。合掌。
「まだ生きてるわぁ!!!!」
ち…生きてたか…。
「こらこら…ハジメ、静かにしなさい。近所迷惑よ」
「何で俺が注意されるの!?普通は推理だろうが!」
その一言に俺達は顔を見合せる。
「え…だって…」
とエレン。
「そりゃあ…アレだろ」
と俺。
「う~ん…それは…」
と愛理が言い、そこで俺達は言葉を句切り、合わせて言った。
「「「ハジメだからさ」」」
「皆嫌いだぁっ!!!!」
そう言ってハジメと言われる男は涙を流しながら去って行った。
「ハジメ~学校そっちじゃないぞ~」
だがハジメはそのまま消えて行った。
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