1章

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その後、すぐに朝食を済ませて、俺達は家から出た。 「行ってらっしゃい」 「「行ってきます」」 暫く歩くと後ろから誰かが近付く様な足音が聞こえた。 「よっ推━━━━━」 「はぁあああ!!!!」 肩に手を置かれたので、背負い投げの用量で投げ飛ばす。 「ガババァアアア!!!!?」 そして謎の人物は背中から思いっきり叩き付けられ死んだ。合掌。 「まだ生きてるわぁ!!!!」 ち…生きてたか…。 「こらこら…ハジメ、静かにしなさい。近所迷惑よ」 「何で俺が注意されるの!?普通は推理だろうが!」 その一言に俺達は顔を見合せる。 「え…だって…」 とエレン。 「そりゃあ…アレだろ」 と俺。 「う~ん…それは…」 と愛理が言い、そこで俺達は言葉を句切り、合わせて言った。 「「「ハジメだからさ」」」 「皆嫌いだぁっ!!!!」 そう言ってハジメと言われる男は涙を流しながら去って行った。 「ハジメ~学校そっちじゃないぞ~」 だがハジメはそのまま消えて行った。
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