4章

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☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 「…ゴメンな、何か…泣いちゃってさ…」 「いいえ、大丈夫ですよ」 暫くして泣き止み、俺が恥ずかしそうにしていると光は笑顔になる。 それが逆にむず痒さを感じてしまう…うぅ…恥ずい…。 「それに、推理君の可愛い顔を見れましたしね♪」 「うひゃああ!?」 俺の顔が爆発的に赤くなる。今ならトマトに勝てるだろう。 「~~~~~ひっ、光っ!」 「ゴメンなさい、少しからかい過ぎましたね」 何か光が大人っぽくなってる…ううぅ…拗ねてしまいそうだよ…。 そこで、ある事を思い出して俺は光に訊ねてみた。 「…っと、そんな事より、柊百合に関してはどうするつもりだ?」 「…そうですね、今回なら推理君や皆が居ます。だから…私が何とかしまひゃうっ!?」 そんな事を言い出した光に俺はデコピンを食らわす。 「馬鹿野郎、何1人で背負おうとしてんだよ、今回は俺達が居るんだ。 決して1人で何もかも背負わせない、これは光だけの問題じゃなく、俺達の問題だ。 だから、俺達を頼れ。絶対にな」 そう言うと光はおでこを押さえながら頷いた。
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