4章

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「でも推理君、流石にデコピンは痛いですよ…ズキズキします…」 「…スマン、もう少し加減するべきだったな」 「もう…推理君の馬鹿…」 「…本当にゴメンなさい…」 光にジト目で睨まれてしまい俺はたじろいでしまう。 グゥウウウウ~~~~~…。 「……………」 「……………」 …何だろう、腹の虫の音が俺以外の腹から聴こえてきたんだが…。 少し戸惑いながら光を見ると、案の定お腹を押さえて顔をトマトのように赤くしていた。 うん、そんな様子も可愛(ry …てか俺、光に何回可愛いって思っているんだろうか…。 俺が何か判らない感情に捕らわれていると光が上目使いでコチラを見てきた。 「………そろそろ昼飯にするか?」 「………はい、じゃあ私のお願いは推理君に料理の手伝いをしてほしいです」 「あいよ、合点承知」 何だかんだでゲームの事を忘れてない光に苦笑しながら俺は下に降りてキッチンで昼食の準備を開始した。 因みに立元家のキッチンはオール電化であったりしていて何気に便利だったりするのだ。
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