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「こ の わ た く し が お 嬢 様 (笑) っ て ど う い う 意 味 で し ょ う か !? 恋 様 !?」
「ぐぇえええ………まて…杪…アタシ…死んじまう…」
ギリキリって音が聞こえる程の力で杪は恋の首を締め上げていて
恋の顔は真っ赤を通り越して真っ青になっていて、すでに窒息寸前だって事が判る。
…つうか、どこにそんな力があるんだ?
恋がもがいても全くもって外れる気配が無いんだが…。
「…腹が立ちますわね!推理様!!恋様をフカの餌にしても宜しくて!!!?」
おいおい、どこかの迷い猫のお嬢様みたいな事言い出したぞ。
しかも目が少し血走ってやがるし…。
てか俺に振らないでくれ。対応に凄く困るから。
「…兎に角放してやれ。恋の顔が青色になっていて死にそうなんだが…」
「…ふん、まぁ本日は推理様に免じて特別に許してあげますわ」
そう言うと杪は手を放すと恋はそのまま床に仰向けに倒れた。
「…三途の川が見えた…」
…口は災いの元だって事を改めて知りました。
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