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暫く説明していたらいつの間にか、星海高校に到着した。
「さて…クラスを見に行くか」
この学園は成績によってクラスが編成される。
言っておくが設備はどのクラスも一緒だ。
因みにクラス数は10組まである。
「俺は…3組か」
まぁ中間より上だから良しだな。
「私5組~」
愛理は中間って訳か。
「私は推理と一緒ね。宜しく」
エレンも3組。
さて…問題はあの馬鹿だ。
「ハジメ、何組だ?」
「やったぜ!8組だ!」
その8組の表を見て━━━━━俺達は唖然とした。
「「「………」」」
「ちょっお前ら!何で黙るんだよ!!」
「お前…遂に脳が腐ったのか?」
コイツの馬鹿っぷりには感嘆を通り越して呆れてしまう………それ程酷い理由が有ったのだ。
「腐ってねぇよ!!」
「名前を間違える時点で既に腐っとるわ!!!!」
そう、クラス表には『森風元』ではなく『林嵐』と書かれていた。
てか名字だけ書かれるか!!!!
「あ…ホントだ…」
「お前は10組だドアホ」
ハジメはそのまま息絶えた。
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