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「まぁ反省しているなら良いんだ。でも次は止めてくれよな」
「判りました。以後気を付けます」
取り敢えず必要事項を済ませ、俺は杪が用意していたテーブル近付いて椅子に座る。
「しかし…この庭は花が多いよな」
「はい、わたくしは花の手入れが趣味でして庭の花は大体はわたくしが手入れを施しておりますわ。
どうしても手入れが難しい花とかは庭師の方々にもご協力をお願いしておりますが」
「ほぅ…やっぱり杪もお嬢様なんだな」
「推理様、それってどういう意味ですの?」
杪の目がスッっと細くなる。
「…スマン、実は俺も杪に対してあまりお嬢様なイメージは無かった」
「そうですの…でも、今回の出来事で信じましたか?」
「あぁ、嫌と言う程伝わったよ」
「なら良いですわ」
そういうと杪はいつもの表情に戻り、ティーポットから紅茶を注いだ。
「因みに、わたくしは紅茶も趣味なんですの。これはわたくしのお気に入りの銘柄ですわ」
「そうか、じゃあいただきます」
俺は杪が淹れてくれた紅茶を一口、口に含んだ。
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