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「いや~しかし更に可愛くなったな~」
「ありがとっ♪」
あぁ…これだよ!この輝く様に綺麗で真っ直ぐな笑顔!正直たまらん!!
「おい…推理…どういう事だアァン?」
するといつの間にか馬鹿もといハジメが後ろに背後霊の様な状態で居た。
と、いう訳なので
「悪霊退散!かぁあああっ!!」
「ふぎゃあああ!!!!」
俺はハジメの脳天に踵落としを喰らわす。
ハジメは仁王立ちのまま死んだ。弁慶程の威厳は無い。
「推理君…あの人…」
「大丈夫。奴は不死身だしマゾだし変態だし。気にしなくても問題は無い」
少々光は戸惑ってるが一応納得はしてくれた。素直って良いね。
「それより光、どうして俺の学ランを今も持ってるの?」
「はぅ!そ…それはその…あぅうう…」
光が悶えて顔がヒートする。それと同時に長い髪がフサァと舞い上がった。
「…思い出として宝物にしてたんです。初めての男友達が…アナタでしたから…」
「…返そうとは思えなかったって訳なんだな…」
「…何かその…勿体無くて…」
ヤベェ…嬉しい過ぎる。
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