1章

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「ところで一応俺の学ランに生徒手帳が有ると思うんだけど見てくれない?」 「これですか?」 あっという間に生徒手帳を出す光。 …凄い、間が無かったよ。て事はもしかして━━━━━ 「ひょっとして…これ見た事ある?」 「そっそれは無いです!!!!」 お~い、顔真っ赤だぞ。嘘言ってんのバレバレだよ~。 まぁ、指摘するのはあまり気が乗らないので誘導尋問で白状させますか。 「おかしいな…だったら住所不明で郵便物が届く訳無いんだけど…個人情報知られる様なヘマはしてないんだけどねぇ…。 郵便物の中身はチョコレートで味は…ビターだったかな?」 「あっあれはミルクチョコですよ!」 …素直過ぎるよ。ある意味問題だな。 「…何で知ってんのかなぁ?」 「あっ……………」 すると光が落ち込みだした。流石にやり過ぎたか………。 「ゴメンゴメン。流石に言い過ぎたよ」 「もぅ…推理君意地悪です…」 うん、拗ねている顔も可愛(ry …俺変態だな…自重しよう。
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