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ッギャギィイイイイ!!!!
『『『ギャアアアアア!!!?』』』
あまりの黒板を引っ掻く音が酷くて、クラスの全員が耳を塞いで叫んでしまう。
てか…この人…献呈的なドジッ子だな…私立なのによく採用されたと思うよ…。
「はわわっごごご御免なさい!」
更に日宮先生はあたふたと慌て始める。
てか…この人…意外に小動物みたいで可愛いな。
「分かりましたから兎に角するべき事をして下さい」
「はぅ…ゴメンなさい…今始めま━━━━━ひゃ!?」
今度は教壇の上の物を落とし、それを拾おうとして胸ポケットにあったペンを落とし、それを拾おうとして更に自分が転んだ。
その間僅か3秒。ある意味素晴らしいです。
「あは…あはは…」
流石に苦笑いするしかない。
まさか愛理より酷いドジッ子がこの世に存在するとは…。
「あぅう…」
涙目で持ち物を拾う先生を見て流石に手伝おうと思い俺は立ち上がり一緒に拾い上げた。
「日宮先生大丈夫ですか?」
「はい…有り難う御座います…」
…近くに来るとかなり小さいのが分かる。
こりゃあ…160cmより低いな…。
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