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星海杪視点
私は最初は歩いていたが、徐々に速度を速めて、教室ではなく、学校の屋上に到着していた。
「あ…あぅう…」
推理様に告白した時よりも数倍顔が赤くなる。
正直…自分自身信じられなかった。まさか衆人環視が大量に有る中で…あんな大胆な事を…!
「~~~~~~っ!」
思い出しただけで、顔が暑く、心臓の鼓動が10倍にはね上がる。
同時に今まで一生する事は無いと思っていた、地面に膝を付くって事をしてしまう。
確かに推理様に言ったり言葉は嘘ではない。
しかし告白するならば…推理様を食事に誘ったり、遊園地の観覧車でしたかった。
だが…これで『両親の意思』から『自分の意思』で推理様と付き合う事が出来る可能性が出来た。後は…。
「推理様がどう判断するかで…または光様の行動次第ですわね」
私は真っ赤な顔のまま微笑む。
キーンコーンカーンコーン♪
「…あっ」
こうして私の初授業は説教から始まった。
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