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立元推理視点
杪さんからの、衝撃的な告白を受けてから放課後、今俺は机の上に突っ伏す様に倒れていた。
「………生きてる?」
「大丈夫ですか?」
エレンと光が心配してくれる。
因みに、何故机の上に突っ伏しているかというと、あの後またハジメ率いるリア充撲滅隊が攻撃を仕掛けてきて、それの対応に追われていたのだ。
その結果、馬鹿軍団は体育教師と生徒指導の教師合わせて10人の教師により連行された。
その後の事は知らん。
「私は先に帰るわね。光、推理を宜しくね」
エレンが荷物を持って遠ざかる気配が伝わる。
そして途端に教室が静かになる。多分もう教室には俺と光しか居ないのだろう。
「…推理君、大丈夫ですか?」
「あぁ…大丈夫だ。だいぶ回復したよ」
体を起こして立ち上がる。
光は安心した表情で、俺の隣に居た。多分ずっと居てくれたのだろう。
「光、ありがとね」
「いえ、大丈夫ですよ」
…健気で素直だなぁ。
「あの…推理君、ちょっといいですか?」
そう思ってると光が申し訳無さそうな表情で話しかけてきた。
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