2章

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立元推理視点 光と杪さんの告白を受けてから2日後。 この俺、立元推理の日常はもの凄い勢いで変化しています。 「…すぅ…すぅ…」 まず、理由その1。 光が最近夜這いをしてくる様になりました。 …ってか…いつからそこに?あと…どっから侵入した!? 「お~い…光、起きろ~!」 取り敢えず光の体を思いっきり揺さぶって起こす。 「うん…ふぁ…推理君おはようございます…」 「おはようじゃない。どうやって侵入した。場合によっては法廷物だぞ」 だが光は俺の話しを聞いてないと言わんばかりに俺に抱き着いてきた。 「えへへ~推理君の温もり~…」 ………これ見られたら明らかに俺、変態のレッテルが「兄さ~………あ…失礼しま「待て!誤解だ!!」」 まるで謀ったのように、愛理が入ってきて、盛大な誤解と共に去ろうとしたので俺は光を引き剥がして愛理の手を掴んだ。
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