始章

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………何言ってんだよ俺、完全にナンパ野郎の台詞だろうが!馬鹿かっていうか馬鹿だろ俺!! 俺が心の中で悶えてると、彼女がキョトンとした表情で此方を見ていた。 あぁ…その表情も可愛い━━━━━もう俺は末期になってしまった様です。間違いなく俺は変態の扉を開けてしまいました。 「…私で…良いんですか?」 …はい? 「ゴメン、出来ればもう少し詳しく最初っから説明してくれない?」 すると彼女の顔が急激に赤くなる。そして3回ぐらい深呼吸して彼女は言った。 「私なんかと…遊んでくれるんですか?」 「勿論だよ!」 即答してしまう。 流石に早すぎたと反省はしている。だが…後悔はしてない!! 改めて彼女に向き直ると、彼女は輝く様な目で俺を見つめていた。 「あ…」 「あ?」 「有り難う御座います!」 「ふわぁあああああああ!!!?」 彼女が満面の笑みで抱き着いてきたので、俺は顔が真っ赤になりながら叫んでしまった。
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