2章

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「兄さん…そんな光さんと一線越えたからって…はっ、私を巻き込「まねぇよ!!あと一線越えとらんわ!!」………つまんないの」 「お前最悪だな!!」 理由その2、 最近、愛理もよく俺をからかう様な事をするようになってる。 ハッキリ言って面倒かつ、迷惑きまわりない。 「…もしかして光を俺の部屋に入れたのは愛理、お前の仕業か?」 「ピンポンピンポーン♪正解で~す!」 ……………。 「プギャッ!!」 俺が無言で愛理の頭に拳骨を叩き込むと、愛理はイマイチ可愛くない悲鳴をあげる。 「あのぅ…私は…放置ですか?」 …忘れてた。 「それより光…いつからそこに居た?」 俺がそう尋ねると光が急にモジモジし始める。 「…夜の11時から…」 …俺が平均就寝時間が10時、と言うことは…俺が寝てから1時間後って訳か。 「お願いだから夜這いは止めてくれ」 「それは…ちょっと…」 「……………」 俺は呆れながら一階に降りていった。 勿論、愛理と光を放置して。
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