2章

5/33
前へ
/162ページ
次へ
この後は平凡な朝食が終わり、登校する事になった。 「じゃあ母さん、いってきます」 「「いってきまーす」」 「いってらっしゃい♪」 もう光も、我が家に馴れているなぁ…。 「Good morning。推理に愛理に光」 すると流暢な英語の挨拶が聞こえる。後ろを見ると、エレンが居た。 「おっ、エレンか。おはよう」 「あれ?森風さんはどうしたんですか?」 いつもは何故かハジメが居たのに、今日は居なかった。 「さぁ…私が出迎えに行っても反応が無いのよ。ハジメのお母さんに聞いたら、早くに出ていったって言ってたし…」 「………何か録な事が起きそうに無いな…」 大概あの馬鹿が変な行動をする時は良いことは1つとして無い。…警戒が必要だな。 「兎に角、単純なハジメの事だから…学校に到着したら分かるんじゃないかな?」 「そうね、愛理の言う通りね」 愛理の言葉に俺達は頷いて歩き続けて学校に到着し━━━━俺達は目を疑った。
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1240人が本棚に入れています
本棚に追加