始章

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「有り難う御座います!私…嬉しいです!」 「分かった!分かったから離れて!」 そんな俺の言葉を無視し、更に彼女は抱き締める力を強くする。てか胸が…細い体にアンバランスな胸がぁ…!! 「あっ…!!ごごごっ、ゴメンなさい!!」 すると少し落ち着きを取り戻したのか彼女が離れてくれた。 「いや…別に大丈夫だよ」 まだ下半身の大砲が収縮した状態だったから。 「それより君の名前なんだっけ?」 まだ自己紹介してないのを今頃思い出した。 「あっ…スイマセン、言ってませんでしたね。 私は羽鳥光と言います」 「俺は立元推理。よろしくな」 「推理君、宜しくね」 いっいきなり名前呼びですか!? てか…女子に名前で呼ばれた事無かったなぁ…彼女が初めてだよ。 あ、因みに母親は例外ね。 「ねぇ推理君」 「なっ何?」 「私の事も光って呼んでくれない?」 …警戒Lvが格段に下がってますねこりゃあ。
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