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「オイ霞雛!!俺の妹に何様のつもりじゃゴラァアアアアアアッ!!!!」
あれから全力疾走しながら俺は、封筒に同封されていた地図を頼りに生徒会室に到着したので、ドアを蹴っ飛ばしながら突入した。
「あら、一年前と全く変わらないわね。単細胞な部分も1ミクロンも変わってないじゃない」
「そんなお前の感想なんぞどうだっていい。そんな事より愛理はどうした!!」
霞は余裕たっぷりって感じで、親指を後ろに向ける。
そこには、制服が無惨にはだけされられ、涙目で震えている愛理が居た。
「…そういうお前も、0,1刹那も変わってないな。このレズアマが…」
「あら、女が女を食べちゃ悪いかしら。男なんかより断然旨いわよ」
「ここは日本だ。同姓の結婚は認められねぇんだよ変態女」
お互いに睨みながら牽制する。
実はコイツは、世間一般でいう同性愛者だ。
今までコイツに愛理が襲われた回数は数知れない。
だから…コイツは、中学時代はある意味俺以上の問題児なんだが…素行が良いためか俺より目はつけられなかった。
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