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「…お姉ちゃん」
すると霞妹が霞姉を睨む。
…何か睨んでる姿も微笑ましく感じる。しかし霞姉は何故か怯えるように震えていた。
「や、やぁね。私は沙羅の為に━━━━━」
「だからって…愛理さんを襲う必要は無いよね?」
あれ?顔は笑顔なのに霞妹からどす黒いオーラが滲み出ているような感じが?
「推理さん、少し生徒会室から出てくれませんか?」
恐怖を感じた俺は愛理を素早く連れ出して生徒会室から飛び出た。
…ヤバい、怖いよ。
「イヤァアアアアアア!!ゴメンなさいぃいい!!」
すると霞姉の悲鳴が聞こえました。いや、断末魔と言うべきか?
…どちらにしろ恐ろしいが…。
「駄目ですよ?これはお仕置きだからね?」
「お願いだから!そんな事されたら関節が増えちゃうって!」
「うふふ♪あかいあかーいお花が咲いたね。綺麗なきれーな血の花が♪」
「誰かぁ!!助け━━━━━」
そしてその後はガスッ!グシャグシャ!ズシャッ!…etc色々な効果音しか聞こえなくなりました。
…やはり霞雛の妹だって事ですね、判ります。
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