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「取り敢えず、先に教室に戻れ。多分惨劇が繰り広げられてると思うから」
そういうと愛理は何も言わずに去っていった。
うん、素直でよろしい。
「もういいですよ」
そう言われたので入ると霞姉が十字架に掛けられていた。
一体どこに有ったんだろうか…。
「あの…迷惑かけてすいませんでした…」
「それはいいよ。それより本題に入るよ。何で俺を呼び出したのかな?」
「あ…それは…その…」
うん、モジモジしてるところは可愛い。
でも…自分の姉を磔の刑にしてしまうからな…ある意味怖いよ…。
「あの…あなたに言いたい事がありまして…」
「言いたい事?」
…生徒会に入れ。とか?
でも俺はアイツの下につくつもりは無いんだよなぁ…。
だって尻に敷かれてしまいそうだし。
「あの…その…えっと…あぅう…」
お~い…大丈夫か?
顔がヒートしてますけど?
だけど彼女は決意したかのように、だけど顔は真っ赤なまま言った。
「立元推理さん!どうか私と………付き合って下さい!!」
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