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「じ、じゃあ私にもチャンスはあるって事ですね!」
「え?まぁ…そうなるな」
「私…推理さんに選ばれるように頑張ります!!これは私の決意です!!」
「え?」
「では失礼しました!私は1年1組にいますからいつでも遊びに来て下さい!!」
「え?えぇ!?」
あまりの急展開に戸惑っている俺を他所に話しは進み、霞沙羅は去っていった。
「……………」
何となく視線を感じて俺は後ろを見る。
そこには唖然とした表情の霞姉が張り付けられていた。
「…失礼しました」
俺は一礼して生徒会室から出ていった。
えっ?霞雛?勿論、磔たままですが?何か文句でも?
「……………何したんだよ…俺…ってもう一時間目始まってるし!!」
俺は全速力で走る。
すると途中で日宮先生がウロウロしているのが見えた。
「あっちょっと待って!」
通り過ぎようとした瞬間、腕を掴まれてよびとめらられた。
「何のようですか?もう一時間目始まってますよ?」
「…1年3組って…どこだっけ?」
ズシャッ!!
俺は日宮先生の天然発言に80年代さながらのズッコケをした。
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