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「そういう光だって推理にベタベタし過ぎじゃないか?」
「恋ちゃんも人の事いえませんけどね」
「いいから光、離れろよ!」
「恋ちゃんこそ離れて下さい!!」
「いい加減にしろぉおおお!!」
光と恋の言い争いがピークを迎えた瞬間、とうとう推理が吼えた。
「あのなぁ!少しは押し付けられ、挟まれ、言い争いに巻き込まれてる俺の身にもなれ!」
「「ゴメンなさい…」」
そして推理がキレる。ここ毎日繰り広げられている光景だ。
思わずニヤけてしまっていると推理にジト目で睨まれてしまう。
「エレン、お前もニヤニヤしてないで助けろよ」
「嫌よ。何で私がハリケーンに自ら飛び込まなきゃいけないのよ」
これが光と沙羅の喧嘩だったら止められるが、どっちかが恋、または杪の場合は流石に怖い。
恋だったら肉体的に、杪だったら社会的に殺されそうだ。
「しかしアンタが何でこんなに早く登校出来てんのよ。もしかしてアンドロイド?」
「違うわっ!!」
そう、今はあの事件からまだ1週間しか経ってない。
じゃあ…アンドロイドじゃないなら一体何なのよ…。
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