3章

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「何故か知らんが意識を失ってたのは4日間。 その間に傷は完治してたし…あれ?何かエレンにアンドロイドと言われても不思議が無いような気が…!?」 流石にアンドロイドじゃ無いと思うが…幾ら何でも不思議過ぎる。 まぁおおよそ元凶は分かってるんだけどね…。 「推理様、ごきげんよう♪」 すると、杪が何かを含んでいる笑みを浮かべながらやって来た。 …あの笑み…明らかに何か推理にしたな。 「なぁ杪、お前俺に何をしたんだ?」 流石の推理も元凶は分かるらしい。 ただ問題は何をされたのか、だ。 そして杪は全て分かってるって言えそうな笑みを浮かべた。 「えぇ、推理様が病室に運ばれた時に企業秘密ではありますがナノマシン入りの点滴を入れさせて貰いました。 その結果、1日目には全ての出血が止まり2日目には傷跡1つ残さず回復させる事に成功しましたのですよ♪」 …そんな<♪>で済ませられる事なの!?それ!? 驚きを通り越して呆れてしまう。金持ちの思考回路は理解不能だ。
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