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取り敢えず私は周りを睨むと周りの女子はバツが悪いように目を逸らす。
確かに少し冴島が不憫に思えてしまう…仕方がないか…。
「判った。冴嶋、私が協力するわよ」
「ホントですかっ!?」
「そうだから少し落ち着いて。そして離れなさい」
冴嶋が歓喜余って抱き着く様な感じで近付いたので私は後ずさる。
…結構イケメン顔だからドキッってしたのは秘密ね。
「あっ…すいません。少し嬉しすぎて…つい…」
それは少し問題ね…下手したら私…理性崩壊しそうよ…。
イケメンに抱き着かれて喜ばない女子は百合属性しか無いからね。
「…んで、具体的に何をすればよろしいかしら?」
「はい、主に先生のや生徒会の雑用に…委員会の協力ですね。」
「意外に簡単そうね」
「慣れれば簡単ですよ」
冴嶋が人懐っこい笑みを浮かべる。
う…もしかして、冴嶋って自分の容姿に自覚が無い?
だとしたら面倒だと私は思った。
だって…下手したら惚れたりしてしまう可能性が出来てしまうかもしれないし…って気を付ければ良いか。
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