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次の日。僕は宴会に巻き込まれていた。
「淳~お前が言っていた子見つけたぞ~」
先輩…酒臭いですよ(`ヘ´)
なんてことを言えない僕は素直にその子の場所に向かった。
「あの子…どっかで見たことあるんだよな…」
そんなことを心に思い浮かべながら、僕は近くに座った。
「あら?あなたは初めてね。私は渡瀬きぬ。いつもは浅草駅でステーションアテンダントをしてるんだけど、何回か北千住駅でアテンダントの仕事をしてるわ。貴方の名前は?」
ヤバい。美人キタ―♪~θ(^0^ )
「僕は乾 淳也。東向島駅で駅務係をしています。皆さんからは拓って呼ばれてます。」
そんなたわいもない話をしていると、きぬさんの友達らしき子が近くに座ってきた。
「きぬちゃ~ん。」
僕はその子に見覚えがあった。
「もしかして…栗橋か…?」
「えっ?」
記憶が間違っていないなら、彼女は間違いなく僕の友人だ。
「栗橋みなみ…だろ?」
「もしかして…乾くん?乾淳也くん?」
「そうだよ。クラスメートでいつも仲が良かった乾だよ。」
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