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「では、魔法陣の中にある水晶にさわってください」
言われた通りに水晶に触る。少しの脱力感があり、水晶になにか映し出される。
「えっと、属性が……へっ?四つ!?魔力値が……10!?」
カイト「なっ、なんだと!?」
カガリ「ふむ、属性が四つか」
魔力値に対したら予想通りだな。
カイト「……なんてこった。魔力値が極端に低い場合、修行のためどこかに飛ばさんといかん」
カガリ「マジッ!?俺知らねえよそんな話」
カイト「親父が決めたらしい」
カガリ「爺か、相も変わらんな。別に良いか。
親父、俺修行行くよ。そんで、親父越えて帰ってくるよ」
カイト「よく言った。それでこそ俺の息子だ。
そうと決まれば早速帰って準備をしなければ」
そう言うと、俺を小脇に抱えて走り出した。
転移を使え、転移を!
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