そんなこんなで魔力を測定します

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俺の名前はカガリ・F・エルアクシード、五歳になりました。四歳のころに隠れて軽くトレーニングしたところ、なんだか前体をそのままこの身体にしたようにスペックがそのままです。 今日は五歳になったので、役所に来て呼ばれるのを待っている最中なんだ。 カイト「あー、緊張してドキドキするなぁ」 カガリ「って、親父が緊張してどうする!!」 カイト「親が緊張してもいいだろ。自分の息子が何なのか知りたいじゃないか」 カガリ「あのさ、爺も親父ん時緊張してたか?」 面倒なので、素に戻しました。 カイト「していなかった」 カガリ「だろ、背を張れよ」 まあ、俺の魔力値は自分でわかってるけどな。 前に無かったから早めに感じ取れた。 「すいませーん」 「しゅいましぇーん」 カイト「はい、なんですか?」 男性とその娘が話しかけてきた。 「魔力を測定する場所は此処で宜しかったでしょうか」 「でせうか」 カイト「そうですけど。えーと……」 「あっ、私アルフレット・サイアと言います。こっちは娘のランカと言います」 ランカ「あなたは?」 カガリ「俺?俺はカガリでこっちが親父のカイト・F・エルアクシード」 ランカ「じゃあ、ひーちゃん」 カガリ「何故に!?」 ランカ「なんかそんな気がしたの」 カガリ「じゃ、それでいいや。よろしくランカ」 頭をガシガシと撫でてやる。 あれ?なんかピコーンって音が、幻聴か? アル「あなたのお子さんなんだか大人びてますね」 カイト「そうなんだよ。俺より大人じゃないかと思うときがある」 「エルアクシードさーん」 カイト「はーい。では呼ばれたんで」 カガリ「親父、遅せぇ」 俺は既に部屋の前に立っている。
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