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「ありがとうございます。 あの……クロウリー。」
アレンから離れてくクロウリーの後ろ姿にアレンは言った。
クロウリーはアレンの方向へ向き
「なんであるか?」と返事をする。
「………僕が…ノアになったら…
クロウリーは信じていてくれますか?」
「…どうしたである。
当たり前である。アレンは、仲間なのだからな。ノアになったとしても…アレンはアレンである。」そうクロウリーは笑顔で言った。
「クロウリー……。
そうですよね。仲間を僕が殺す訳ありませんし。」
「そうである!」
「そうさ、アレン。」
クロウリーの後ろからラビとリナリーが姿をみせた。
「ラビ…リナリー…!」
「アレン君は室長室で仲間を自分が殺そうとした時自分を殺すまで言ったんだもん。
そういう運命にはしない。
アレン君を守るわ。殺すようなアレン君にしない!
けどアレン君がそこまで言う程私達を守ってくれるなら信じない人は居ないはず!」
「そうさ!仲間は守る!アレンは守るさ!」
「ありがとうございます……皆…。」
沢山の笑顔に包まれ泣くアレン。
一つ二つと雫は落ちていった。
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