31人が本棚に入れています
本棚に追加
黒髪のロングの少女と
青い髪のツインテールのメイド服の少女は
教団の近くの森を歩いている。
「セイラ様。
迷いましたね。因みにこれは夢でしょうか。」
そう青い髪のツインテールの少女がいうと、
「夢だったらいいのにね。」
とセイラと言われた黒髪のロングの少女は言った。
周りには蝙蝠みたいなゴーレムが飛んでおり
そびえ立つ建物は不気味に月の光に照らされ、いかにも幽霊城みたいな所だ。
「ライア。誰か来るわ。」
セイラはそういうと木の陰に隠れた。
同じように青い髪のツインテールの少女…ライアも隠れる。
すばしっこい動きで近づく。
そのたび唾をのむ。
「おい。そこで何してる。」
黒髪のロングの男はセイラに話しかける。
「………貴方は誰なの?」
「エクソシストだ。お前はアクマか?」
「………女に向かってお前はないわ。
殿様がいうような言葉じゃない。」
「うるせー。」
「セイラ様。
私がしばきます。」
そう言って、ライアはエクソシストの男を殴る。
男は刀を出すと「イノセンス発動」と言った。
ライアは危険を察知したのかセイラを連れてそびえ立つ建物へ走る。
次第に息があがり、ハァハァと後ろでセイラは言う。
ライアはセイラをおんぶするとまた走りだした…!
最初のコメントを投稿しよう!